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Tomoko Office

「真夏の牡丹雪」

　　　　　　　　　ことばの画集

　　　　　　　　　　　……余白は額縁

あなた以外は喪服たち

みんなスーツよ　それから和服

わたしだけがブラックソワレ

出逢ったころの

　　　　　　　　　　　　　　　「さよならの日」より

　「真夏の牡丹雪(ぼたんゆき)」

本の帯：「ことばの画集　　……余白は額縁」としたのは、
画のようにひたってもらいたいという願いから。
本（ページ）を閉じたら、みんな忘れていい。再び開いたときに、
画をみるように話しかけてくだされば……

ところで「ぼたん雪」って雪国生まれにはなじみ深いものですが、
そうでない地域の人には耳慣れないことばらしく、牡丹の花？とも訊かれたり。

太宰治の小説「津軽」の巻頭には、７つの雪が書かれていますが、ぼたん雪はありません。
地域や環境によって、雪のかたちもそれぞれで、ふさわしい呼び方があるのでしょう。

けれどからすうりの「はな」の白いれえすはやっぱり「ぼたん雪」です。

〈第24回秋田県現代詩人賞受賞〉

2月1日刊行
B5判上製本　定価2,200円（本体2,000円＋税）

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KAZE no OOKAMI さんから

詩集『真夏の牡丹雪』の作品「はな」は〈からすうりのれえす〉のこと

でした。カメラ女史はよく覚えていてくれて、このPhotoを！

ベルギーレースよりも、スイスレースよりも、

汕頭よりも美しい。〈からすうりれえす〉の宝石！

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